左胸の痛みの原因

胸の痛みは、命に関係する病気である可能性が最も多く含まれています。
胸痛の症状が出た場合、特に左胸だけ痛いと感じる場合があります。
左胸の痛みの原因としては、心臓や肺の病気の可能性があります。

例えば、狭心症や心筋梗塞、肺がんや自然気胸などの可能性や、ストレスによる心因性の胸の痛みもあります。
他にも食道や胃、十二指腸、胆嚢、膵臓などの消化器系の病気や、背骨や肋骨骨折などの可能性もあります。
痛みが激しい場合は素人判断せずに必ず病院で診察を受けるようにしましょう。

◆狭心症
左胸から中央部にかけて締め付けられるような痛みが出るのが特徴です。
また、左腕、頸部、下あご、奥歯など、左側の胸が痛くなることもよくあります。
左胸が突然痛くなりますが、安静にしていると10分以内で治まるのが特徴です。
心臓の外側を取り巻くように走っている冠動脈が、何らかの原因で狭くなり、十分な血液が送れない為に心筋が酸素不足になることが原因です。
酸素不足になると、心筋が胸に痛みをおこす物質がつくられ、その物質が神経を刺激することにより、痛みを感じるのです。

予防法としてはまず、疲れやストレスをためないことが第一です。
しばらく経っても、以前と変わらないような左胸の痛みが続く場合は、循環器科で診察を受けた方が良いでしょう。
日々左胸の痛み方などを詳しく観察し、食生活や日常生活の見直しも同時に行うことが大切です。

◆心筋梗塞
左胸痛みが30分以上続く場合は、心筋梗塞の可能性があり大変危険です。
心筋梗塞は、命の危険につながる病気なのですぐに病院に行く必要があります。

◆心臓神経症
仕事での過労、ストレス等を多く抱えている時期に、左胸痛みのある症状が出た場合に考えられます。
心臓神経症というのは、心臓病のような胸痛や動悸、めまい、呼吸困難等の症状があるにもかかわらず、検査をすると異常が見つからないという病気です。
検査をしても異常が見つからない場合は、心臓神経症と呼びます。
心臓神経症は、ストレス、過労、不安感などが原因で不安が高まると心拍数が増え、動機や胸痛、呼吸困難などを引き起こします。
それが左胸付近の痛みにつながると言われています。

心臓や肺などに重大な異常がなくても出現する胸痛も多く、胸痛は怖いという不安感から必要以上に心配し、
精神的な要因の為に、かえって症状が強くなることもあります。
胸痛が起こったら、発症の時期、部位、程度、持続時間、随伴症状などの特徴をよく観察・整理し、医師に伝えることが大切です。

女性特有の左胸の痛み

近年、ピンクリボン運動等をはじめ、乳ガンが話題にのぼる機会が増えています
乳ガンは日本人女性の25人から30人に1人の割合でなるといわれており、女性がかかるガンの種類としては2番目に多いといわれています。
決して他人事ではなく、不安に感じている女性も多いと思われます。

女性の場合、乳房の中に空気がたまる女性特有の病気などもあり、胸が痛いと感じたり、しこりがあったからといってすぐに乳ガンに結びつける必要はありません。
胸にしこりなどがなくても痛みが定期的にあって気になる場合は、婦人科等を受診して乳がんのマンモグラフィー検査を受けるようにしましょう。


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