破瓜の痛み

破瓜は“はか”と読み、女子が性交をはじめて体験し、処女膜が損傷を受けることを意味します。
(性交以外の理由で処女膜が損傷を受けることも含む場合もあります)
あるいは、処女喪失の文学的表現としても使われます。

「八」(女陰)に「凸」(男性器)が挿入される様を見立てている、瓜そのものが女性器としての暗喩を持つからなど、由来については諸説あるとされています。
本来の意味からは離れた用法でありますが、近代ではこちらの意味での使用が多いです。

破瓜=処女喪失は、痛みや出血を伴うことが多いと言われています。
痛みは処女膜が裂けること(破瓜)によるものの他に、性交に慣れていない膣の拡張や、膣粘膜と陰茎との摩擦による刺激や傷などによって生じます。
出血していると、処女膜が敗れたのだと考える人がほとんどですが、実は傷ついた膣粘膜からの場合もあるのです。
一説には、43%の女性は初めての性交のときに出血すると報告したというデータもあります。

そもそも、処女膜と言っても、本当に膜がはっているわけではなく、膣の入り口付近にある粘膜の"ひだ"を指し、時に膣内にある薄い膜を指します
形状は個人差があり様々ですが、普通は膣の開口部をせばめるようにしているだけであり、膜で膣を塞いでいるわけではありません。
なお稀に膣内に膜を張っている場合もありますが、小さな穴が開いてるなどしており、月経時の経血やおりものは問題なく排出される仕組みになっています。

ただし、ごく稀に処女膜で膣が完全に塞がっている処女膜閉鎖症という状態があります。
この場合、経血等が排出されず滞留してしまい、体内に溜まって身体的に危険な状態となります。
早急に外科的治療を受ける事が望ましいでしょう。
また、膣が完全には塞がれていないが、処女膜が厚く、膣口が狭く伸び難いため、性交が困難である処女膜強靭症という状態もあります。
この場合は、手術を受けることで、普通に性交できるようになると言われています。


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