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こめかみの痛み

耳の上あたりの側頭部のことを「こめかみ」といいます。
こめかみは漢字にすると「米噛み」となるように、ものを噛むときに動く場所となので、この名前が付けられました。

耳の上前方を触って口を開閉すると、ぴくぴく動いているのがわかります。
これは、側頭部全体に広がっている筋肉が動いているからです。
肩こりや腰痛が慢性の筋肉痛からなるように、こめかみの筋肉にも重い痛みをが生じることがあります。

また、こめかみには太い血管が出ています。
この血管が収縮することによって起こる頭痛を偏頭痛と言います。

かき氷を食べて、このあたりが痛くなったことはありませんか?
これは、脳神経系の情報を間違えて認識することによる関連痛です。
こめかみに直接冷たさなどが作用しているわけではありません。

ここでは、こめかみの痛みの原因と偏頭痛による痛みについて説明しています。

こめかみの痛みの原因

あごの関節が痛み、口が開かなくなる「顎関節症」は、側頭筋の慢性炎症によるこめかみの痛みも含まれています。
顎関節周囲やお口の中を診て、何が原因で、どこにどういった症状が出ているかを判断します。
多くの場合、顎関節症は薬やかみ合わせの負担を少なくするマウスピースなどによって、症状は改善します。

また、虫歯や親知らずが原因になる場合もあります。
この場合は、虫歯の治療と親知らずの抜歯で症状は改善されます。

痛みが慢性的ではない場合は、歯ぎしりをしているせいかも知れません。
就寝中に強い歯ぎしりや喰いしばりをしていると、歯やこめかみの筋肉に負担がかかります。
ストレスが原因だったり、かみ合わせが関わってる場合もあるので、それらの改善が必要になります。

偏頭痛によるこめかみの痛み

偏頭痛は頭の片側からこめかみにかけて脈打つように「ずきずき」、「がんがん」と痛むことです。
ひどいときには日常生活が妨げられるほどの強さの痛みや、吐き気を伴うとてもつらい頭痛です。

思春期頃から発症することが多く、成人の約8%が発症しています。
中でも女性に多く、患者の数は男性の約4倍といわれています。

偏頭痛は脳組織に異常を起こさないため、CTやMRIなどの検査でも診断できないんです。
患者からの問診と医師がもっている医学知識を照らし合わせることによって初めて正確な診断ができます。

治療は、頭痛を抑制、予防する為の薬物治療が行われます。
しかし偏頭痛は一生の病気であり、現在の医学では完全に治すことはできません。


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